従業員の健康を考える上で欠かせないメンタルヘルスケア。
健康経営優良法人の認定項目にも、50名以上の事業所ではストレスチェックが必須項目に含まれています。
メンタルヘルス不調といっても、原因はさまざまです。
今回は、メンタル不調を引き起こす要因を5つ解説します!
ぜひ、自社のメンタルヘルスケアに取り入れる際の参考にしてください。
要因①膨大な仕事量と残業時間
休憩時間を確保する暇がないほどの仕事量をこなしたり、連日残業が続いたりすると、自分自身でも気づかないうちに疲れやストレスが蓄積していきます。
厚生労働省の調査から、残業時間が長いほど、疲労の蓄積度とストレスが高いと感じる人の割合が高くなることが報告されているのです。
また、残業時間が長いほど睡眠時間も少なくなることも調査の結果からわかっています。
残業時間が長くなることで、疲労蓄積→ストレスがたまる→神経が休まらず余計眠れなくなりストレスがたまるという、負のスパイラルに陥ってしまいがちに。
参照:厚生労働省|過労死等防止対策白書
要因②運動不足
運動は、メンタルヘルスの維持に欠かせない要素の一つです。
運動する(身体を動かす)ことで、ストレス解消や気分転換、集中力の維持などにつながります。
逆を返せば、運動不足だと気分が落ち込んだままになったり、感情が不安定になったりしやすいということ。
結果として、睡眠不足や仕事のパフォーマンス低下につながるのです。
要因③職場でのハラスメント
職場でのおもなハラスメントは、パワハラやセクハラ、顧客からのいやがらせ(カスハラ)があげられます。
厚生労働省による2023年の調査では、過去3年間にハラスメントを受けたかどうかという質問に対し、19.3%がパワハラを、10.8%がカスハラを、6.3%がセクハラを受けたとの回答でした。
前回(2019年)の調査よりはそれぞれ減少しているものの、企業として継続的な対策が必要であることは間違いないでしょう。
参照:厚生労働省|令和5年度 厚生労働省委託事業 職場のハラスメントに関する実態調査報告書
参考:厚生労働省|令和2年度 厚生労働省委託事業 職場のハラスメントに関する実態調査
報告
要因④コミュニケーション不足・孤独感
報連相の体制が整っていない、上下関係が厳しい、実力主義などが原因でコミュニケーションが不足すると、トラブルが発生しても相談できなかったり、情報共有ができなかったりしがちです。
企業の信頼に影響するだけでなく、社員が孤独感を感じやすくなることから離職率が上がる原因にもなります。
挨拶や声かけ、ミーティングの実施など、一人一人がほかの従業員を気にかけられる心の余裕が大切です。
要因⑤突発的なトラブル
たとえば自分自身が病気になったり、親しい人に不幸があったりしたときに、突然心のバランスが崩れてしまうことがあります。
病気になっても働ける環境を作ることや、気持ちの切り替え期間を設けることで、その後職場復帰がかないやすくなります。
従業員に長く働いてもらうために、企業としてそれらの体制を整えることが重要です。
定期的なストレスチェックを実施しましょう!
厚生労働省の調査では、職場生活でのストレスの要因は仕事の質・量が第一位、仕事の失敗・責任の発生が第二位、対人関係が第三位との結果でした。
これらの問題は急に浮上するわけではなく、ある程度の期間継続して発生しています。
定期的に社内アンケートやストレスチェックを導入することで、対策が可能です。
メンタル不調による休職や離職率を下げるために、まずは現状を把握し、コミュニケーションを活性化して、快適な職場づくりを目指しましょう。
参照:厚生労働省|職場におけるメンタルヘルス対策について
ウェルネスリーク 
